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管理栄養士 国試 特殊環境における生体変化について

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本日は、「特殊環境下での生体変化」に関してまとめていきましょう!

早速始めましょう!

Q. 特殊環境下における生体変化に関する記述。正しいのはどれか1つ選べ。

  1. 高温環境下では、皮膚血管が収縮する。
  2. 高温環境下ではバゾプレッシンの分泌が低下する。
  3. 低温環境下では、ノルアドレナリンの分泌が低下する。
  4. 低圧環境下では、赤血球の産生能が低下する。
  5. 低圧環境下では、呼吸数が増加する。

正解は・・・

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では恒例の、背景から説明していきますね!すぐに回答が知りたい!という方は、記事下にございます♪

低圧環境=低酸素、呼吸数増加、赤血球産生能亢進

低圧環境下においては、酸素が薄い、いわゆる低酸素環境となります。

酸素が薄いということは、人間の体へ酸素が行き渡りづらくなりますよね。これが、低圧環境の特徴のうちの一つです。

また、低圧環境下においては、呼吸数が増加します。

低圧環境下で酸素が少ない、ということは先にご説明しましたね。ですので、「酸素が少ないからもっと取り込まなきゃー」と体が反応し、その結果、呼吸の数が多くなるというわけなのです。

赤血球は人間の体の中で、酸素を運搬する働きをもちますね?

低圧環境下で酸素が薄い=酸素をもっととりこまなきゃ!=酸素をしっかりと運べるように運び屋を増やさなきゃ!となるわけです。

これらが、問題の背景です。

実際に設問を見ていきましょう!

  1. 高温環境下では、皮膚血管が収縮する。:☓ → 高温環境下では、視床下部にある体温調節中枢が刺激されて皮膚の血管が開き、皮膚の血の流れが良くなります。その結果、体の熱がどんどん外に逃げていき、発汗による水分の蒸発が盛んになります。一方、低温環境下では皮膚血管が収縮して皮膚の血の流れが減少し、体温が維持されます。
  2. 高温環境下ではバゾプレッシンの分泌が低下する。:☓ → 高温環境下においては、発汗により体の水分量が大幅に減少します。その結果、下垂体後葉から利尿ホルモン(ADH:バゾプレシン)の分泌が盛んになり、尿細管からの水分の再吸収が促進され、体の中の水分量が維持されます。
  3. 低温環境下では、ノルアドレナリンの分泌が低下する。:☓ → 低温環境下では、ノルアドレナリンの分泌が増加し、褐色脂肪細胞における非ふるえ熱産生が亢進するとともに基礎代謝の亢進も見られます。
  4. 低圧環境下では、赤血球の産生能が低下する。:☓ → 低圧環境下では大気の酸素濃度が低く、酸素分圧の低下により動脈血酸素飽和度も低下するため、組織への酸素供給量は低下する。このため、腎臓でエリスロポエチンの産生が亢進し、赤血球の産生能が亢進する。
  5. 低圧環境下では、呼吸数が増加する。:◯ → 低圧環境下では、低酸素環境に対応するため、呼吸数が増加し、組織への酸素供給を代償的に補うシステムが働く。高所における温度の低下、呼気からの水分の排泄の増加などにより、脱水のリスクが高まるため、十分な水分補給が必要となる。

今回は以上です!

皆様お疲れ様でした!

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