管理栄養士のこと

管理栄養士 国試 【幼児期に関する問題】

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本日も国家試験の勉強を頑張って行きましょう!

ではスタートです!

Q.幼児期に関する記述。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. カウプ指数による肥満判定基準は、年齢により異なる。
  2. 二次性(症候性・しょうこうせい)肥満は、原発性(単純性)肥満より多い。
  3. 3~5際の基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日)は、1~2歳より高い。
  4. 周期性嘔吐症の診断には、尿中窒素排泄量を測定する。
  5. 水分必要量は、体重1kg当たり成人の約5倍である。

正解は・・・

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まずは、問題の背景です。

体格指数とは

体格指数のおさらいをしていきましょう。

体格指数とは、身長と体重という数値を用いて、体のバランスを客観的に評価する指標です。

成人ではBMIという指標を用い、乳幼児はカウプ指数、学童期はローレル指数を用います。

BMIは全世界共通の体格指数なのですが、成長期の指数は両者ともに身長と体重が急激に伸びる時期の体格指数なので、年齢別に判定しなくては行けません。

 

それでは各設問を見ていきましょう!

  1. カウプ指数による肥満判定基準は、年齢により異なる。:◯ カウプ指数は乳幼児期の体格指数であり、体重(kg)÷身長(cm)2×104 で算出されます。判定基準は男女共通なのですが、年齢により異なるため、判定には年齢を考慮する必要があります。
  2. 二次性(症候性・しょうこうせい)肥満は、原発性(単純性)肥満より多い。:☓ 幼児期の肥満の多くは原発性(単純性)肥満です。二次性(症候性)肥満は何らかの疾患が原因であるもの、原発性肥満はエネルギーの過剰摂取や運動によるものということになります。
  3. 3~5際の基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日)は、1~2歳より高い。:☓ 基礎代謝基準値は、体重1kg当たりの基礎代謝のことです。基礎代謝基準値は1~2歳が最大値を示し、年齢を重ねるごとに下がっていきます。
  4. 周期性嘔吐症の診断には、尿中窒素排泄量を測定する。:☓ 周期性嘔吐症の診断には、尿中ケトン体を測定します。周期性嘔吐症は、自家中毒(じかちゅうどく)、アセトン血性嘔吐症とも言われます。本質的な原因はわかっていないのですが、主に情動や中枢性刺激が、大脳辺縁系、ついで中枢の嘔吐中枢や自律神経の中枢を興奮させ、嘔吐が増えると考えられています。長期に渡り、エネルギー不足状態が続くと、脂肪の分解が亢進し、ケトン体の産生量が増加します。
  5. 水分必要量は、体重1kg当たり成人の約5倍である。:☓ 水分必要量は、成人が50mL/kg体重/日、幼児期は、100~120mL/kg体重/日と考えられていることから、約2倍程度となります。

正解は、1です。

今回は以上です!

皆様今日もお疲れ様でした!

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